JEANNE家の男について
結婚式について書くといってみたものの、
もはや、2ヶ月以上が過ぎ、なんか鮮度もなくなり、
日々はめまぐるしく変わっていくわけで、また思いついたら
結婚式については触れるとして。
今は、久々にフランスの面倒で煩雑でわかりにくい書類関係に
翻弄されたりしています。
実際、わたくし、これまで一年目の滞在以降、ビザは更新しても、
保険を更新するのを渋り、結果2年間ほど、三十路女が保険を持たずに
生活していたという・・・そういうことです。
それが、結婚により、フランスの保険証「Carte Vital」を申請できることになり、
嬉々として望んだものの、ことごとく、書類を跳ね返され、
挙句、戸籍謄本にアポスティーユをつけることが、最近義務付けられたとかで、
両親に、ご迷惑をおかけしている次第です。
いずれにせよ、事故や病気にならず、ここまでこれて、よかったとしか
言いようがありません。
さて、JEANNE家というのは、フランクの苗字であります。
私は結婚しても、日本の実家の苗字を継承することにしたので
パスポートなんかもそのままですが、まあ一応、マダムJEANNEになったのです。
それはいいとして、
JEANNE家の男で、私がよく存じているのは、
言うまでもなく、フランク。
そして、今年双子の父となった、フランクのお父さん。
そして、パリに住む弟、の3名。
フランクと、この父は、身なりから性格や、仕草までそっくりです。
お父さんは、人生で3回結婚して、3回とも子を作り、現在では、計4人の子の父です。
フランクのお母さんと別れたのは、弟のお母さんとなる（なんと元モデルさんだったとか）
女性と恋に落ちたから・・・というそういうわけで、
最終的に、この二人は、このお母さんが別の男性と出会ったことにより終焉を
迎えるというわけです。
その傷は深かったらしく、当分の間、この父さんは独り身で過ごしますが、
70歳を過ぎて、余生をより楽しく生きるため、私よりも若い女性と結婚した、
とても元気な人なのです。
フランクは、私と結婚することになり、
「普通の結婚がしたい」
と何度か言っていました。
普通の結婚とは、対比両親の結婚であり、穏やかに結婚生活を送ることだそうです。
もちろん、私もそれには大賛成まちがいなしです。
そして、つい先週、私が出張中に、電話で話していると、
つい普通のことのようにフランクが言いました。
「弟が彼女と別れたよ」
フランクの弟は、今確か31歳とかです。
彼女も同い年で、お付き合いは今年10年を迎え、
実際3年前にPACSして、パリでアパートも共同で購入していたのです。
冬に、二人の家にお邪魔した時、彼女が作った「10周年記念アルバム」を
見せてもらったり、もちろん我々の結婚式にも二人で来てくれたし。
彼女は、ここ最近結婚願望に加え、子供も欲しがっていて、
会ったときは、
「私たちもこのアパート売って、ニースに戻りたいなー。ほんとに計画してるのよ」
といっていたのです。
「だって、子供ができたらやっぱり自然とかたくさんあるところのほうが、
環境いいもんね。
しかも、私たち同じ時期に子供できたら、お互い協力できるじゃない！」
といって、女子トークで盛り上がっていたのです。
しかし、フランク弟は、数年前起業し、実際その事業が、予想以上に
うまくいかなくて、今後の人生、身の振り方を検討中との噂はちらほら聞いていたのです。
でも、今年の夏休みは、二人でいつものように、彼女の実家（コルシカ島）に
行っていたし、彼女の誕生日に彼が送ったNY旅行にも行ったばかりだったのに。
そのNY旅行が、決め手となり、二人は別れを決断したそうです。
私たちが結婚すると、報告したとき、彼女は
「私より先にJEANNEになるなんて！！」
とふざけて怒られたのを覚えてます。
彼女はほんとに彼と結婚したくて、早く子供が欲しかったんだと思う。
でも、こういうのってタイミングだものねぇ・・・
フランクは弟に言ったそうです。
「だから、もっと遊んでおけって言ったのに」
と・・・なにそのアドバイス・・・
二人のアパートを出て、一人暮らしを始めた弟。
そして、更に私に衝撃をくらわせたのは、
「彼女できたんだって」
それって、できたっていうか、もともといたんでしょうが・・・
実際、そんなチャラチャラしたタイプの弟ではないので、
それだけでもびっくりなのに、その後
「二十歳らしいよ」
って・・・！！！！！！
もーーーーー男ってやつらは！！！！！
「いや、うそうそ、絶対信じられない、そういうキャラじゃないでしょ彼は！」
と騒ぐ私に、フランクのひとこと。
「でも、苗字、JEANNEだから」
悔しいけど、妙に納得。
念の為、あなた自身は大丈夫ですか？と一応確認しておきました。
彼女、大丈夫かなー。
なんか、ほんと残念。
でも、二人のことだから、仕方ないんだよね。
当然ながら、共通の友人も多い二人。
「でも、友だちではいるよね？」
と聞くと
「いやー、今回はそれはないんじゃないかな」
とのこと。
いずれにしても、二人の未来が明るくありますように。
（とくに彼女）
もはや、2ヶ月以上が過ぎ、なんか鮮度もなくなり、
日々はめまぐるしく変わっていくわけで、また思いついたら
結婚式については触れるとして。
今は、久々にフランスの面倒で煩雑でわかりにくい書類関係に
翻弄されたりしています。
実際、わたくし、これまで一年目の滞在以降、ビザは更新しても、
保険を更新するのを渋り、結果2年間ほど、三十路女が保険を持たずに
生活していたという・・・そういうことです。
それが、結婚により、フランスの保険証「Carte Vital」を申請できることになり、
嬉々として望んだものの、ことごとく、書類を跳ね返され、
挙句、戸籍謄本にアポスティーユをつけることが、最近義務付けられたとかで、
両親に、ご迷惑をおかけしている次第です。
いずれにせよ、事故や病気にならず、ここまでこれて、よかったとしか
言いようがありません。
さて、JEANNE家というのは、フランクの苗字であります。
私は結婚しても、日本の実家の苗字を継承することにしたので
パスポートなんかもそのままですが、まあ一応、マダムJEANNEになったのです。
それはいいとして、
JEANNE家の男で、私がよく存じているのは、
言うまでもなく、フランク。
そして、今年双子の父となった、フランクのお父さん。
そして、パリに住む弟、の3名。
フランクと、この父は、身なりから性格や、仕草までそっくりです。
お父さんは、人生で3回結婚して、3回とも子を作り、現在では、計4人の子の父です。
フランクのお母さんと別れたのは、弟のお母さんとなる（なんと元モデルさんだったとか）
女性と恋に落ちたから・・・というそういうわけで、
最終的に、この二人は、このお母さんが別の男性と出会ったことにより終焉を
迎えるというわけです。
その傷は深かったらしく、当分の間、この父さんは独り身で過ごしますが、
70歳を過ぎて、余生をより楽しく生きるため、私よりも若い女性と結婚した、
とても元気な人なのです。
フランクは、私と結婚することになり、
「普通の結婚がしたい」
と何度か言っていました。
普通の結婚とは、対比両親の結婚であり、穏やかに結婚生活を送ることだそうです。
もちろん、私もそれには大賛成まちがいなしです。
そして、つい先週、私が出張中に、電話で話していると、
つい普通のことのようにフランクが言いました。
「弟が彼女と別れたよ」
フランクの弟は、今確か31歳とかです。
彼女も同い年で、お付き合いは今年10年を迎え、
実際3年前にPACSして、パリでアパートも共同で購入していたのです。
冬に、二人の家にお邪魔した時、彼女が作った「10周年記念アルバム」を
見せてもらったり、もちろん我々の結婚式にも二人で来てくれたし。
彼女は、ここ最近結婚願望に加え、子供も欲しがっていて、
会ったときは、
「私たちもこのアパート売って、ニースに戻りたいなー。ほんとに計画してるのよ」
といっていたのです。
「だって、子供ができたらやっぱり自然とかたくさんあるところのほうが、
環境いいもんね。
しかも、私たち同じ時期に子供できたら、お互い協力できるじゃない！」
といって、女子トークで盛り上がっていたのです。
しかし、フランク弟は、数年前起業し、実際その事業が、予想以上に
うまくいかなくて、今後の人生、身の振り方を検討中との噂はちらほら聞いていたのです。
でも、今年の夏休みは、二人でいつものように、彼女の実家（コルシカ島）に
行っていたし、彼女の誕生日に彼が送ったNY旅行にも行ったばかりだったのに。
そのNY旅行が、決め手となり、二人は別れを決断したそうです。
私たちが結婚すると、報告したとき、彼女は
「私より先にJEANNEになるなんて！！」
とふざけて怒られたのを覚えてます。
彼女はほんとに彼と結婚したくて、早く子供が欲しかったんだと思う。
でも、こういうのってタイミングだものねぇ・・・
フランクは弟に言ったそうです。
「だから、もっと遊んでおけって言ったのに」
と・・・なにそのアドバイス・・・
二人のアパートを出て、一人暮らしを始めた弟。
そして、更に私に衝撃をくらわせたのは、
「彼女できたんだって」
それって、できたっていうか、もともといたんでしょうが・・・
実際、そんなチャラチャラしたタイプの弟ではないので、
それだけでもびっくりなのに、その後
「二十歳らしいよ」
って・・・！！！！！！
もーーーーー男ってやつらは！！！！！
「いや、うそうそ、絶対信じられない、そういうキャラじゃないでしょ彼は！」
と騒ぐ私に、フランクのひとこと。
「でも、苗字、JEANNEだから」
悔しいけど、妙に納得。
念の為、あなた自身は大丈夫ですか？と一応確認しておきました。
彼女、大丈夫かなー。
なんか、ほんと残念。
でも、二人のことだから、仕方ないんだよね。
当然ながら、共通の友人も多い二人。
「でも、友だちではいるよね？」
と聞くと
「いやー、今回はそれはないんじゃないかな」
とのこと。
いずれにしても、二人の未来が明るくありますように。
（とくに彼女）
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