恋愛してる女たち

フランスでは、一括りにしていいのかわからないけど、
いわゆる出会い系サイトを使ってパートナー探しをしているひとが多い。
て、いや、日本での状況は知らないも同然だけど、
フランスではわりとびっくりするくらい、普通に使われている(気がする)。


例にもれず、私も旦那と出逢ったのは、インターネットと旦那はいう。
それはあながち嘘ではなく、私たちは部屋探し、部屋提供をするサイトで連絡を取り合ったのが最初だから。


生まれる前からシングルマザーの隣人エレーヌ(40)。
彼女の周りは、これまたびっくりするくらい多くのシングルマザーたち。
みんな仕事して、自立して、くだらない男に見切りを付けて、
傷ついてるけど、逞しくやってる人たち。

エレーヌはすごい。
私は隣人という枠で出会い、更に子供が2週間違いという共通項だから、
彼女の周りの友人たちとはもちろん別枠だけど、
そういう逞しい系女子たちと飲んだり話す機会がある。

エレーヌは、あまりの傷心とあまりの恐れなどから娘誕生後、
周囲が早く新しい男と出逢えと勧めても重い腰は上がらず、
娘の1歳の誕生日に、次に進むためと、なんかのサイトに登録していた。

しかし、出会い系サイトもなかなか難しいらしく、ここ4年間、
「愛が欲しい」とは叫ぶものの、なかなかマッチングは成功してこなかった模様。

しかし、ここにきて、出逢った。
ティンダーは使える!と盛り上がる。
そして、出逢って7年、こんなエレーヌ見たことない!くらい恋してる隣人がいる。

恋してるということと、結婚や一緒に生活することは別であり、
もちろん二人はまだ始まったばかり。
でも、彼を私たちにも紹介し、大事な友達に紹介し、
シングル仲間はこっそりわかりやすく面接し、

なんか、その状況は、まじで恋してる女子高生みたいなノリなわけで。


恋に出逢った彼女はめっちゃ女になっている。
セクシーとかそういうことではなく、
安心感を手に入れた彼女は、3割増しくらいに穏やかになった。

そして、もう一人の出会い系進行中の友達は、気にいった男との
♡初めての電話
♡初めての待合せ(結構まだ先)
にときめいて、ほんと嬉しそう。

「まだ会ってない」けど、これって、高校生のとき、
○○高校の友達紹介するよ!で、まずはメアドから的な流れのようで、
ほんとにウキウキと音が出そうな勢い。



かれこれ、こういう女子を目の前で見ることがなかったもので、
なんか私としてもめちゃくちゃ新鮮で、
なんかやっぱり羨ましいとか思っちゃうよね!な2018年夏。

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