発作的家出第2弾

この週末、穏やかにマルセイユ方面の友達のところに行ったり、
マルセイユ近くの海の見える高台、
フランスのOC(あ、古い?オレンジカウンティですけど)
だと思っている場所に住むフランクのいとこのおうちで、
ランチを御馳走になったり。

そんな風に穏やかに過ぎ去ったはずの・・・週末だったのですが、
突如、何やら嫌な予感はしていたのですが・・・
なんか、帰りの車の中で、無性に、むかついてきて、悲しくなり、
一人でプリプリしてたら、フランクも機嫌が悪くなり・・・なデフレスパイラルの結果・・・


家の前に着いて、車を停めて、家に戻ろうとしたその瞬間・・・



「私は、今日はホテルで寝ます」

という意味不明な一言を残し、去っていった私・・・
今思えば、おもしろすぎる展開かつ、本当に意味不明なのですが、
その時は、私としても必死ですから、
全然ふざけてる気はないんですね。


で、うちのアパートがある同じ通りにホテルがあるんですが、
一軒目「満室です」
まじかよ、このまま家に帰るなんてあり得ない。
そして、二軒目「いっぱい空いてますよー」
ということで、まじで、23時半小さなバックで突如チェックイン。
家庭内家出はわりとよくやってたし、誕生日前日は、友達の家に泊めてもらったな。
でも、ホテルは初めて。

チェックイン後部屋に入るなり、涙が出てきて
(何をひとりで、こんなことをしているのやら)

あ、でも、心配しているかもしれないから
「今日は頭がおかしいし、一緒に居たくないのでホテルで寝ます」
というメール・・・

「ほんとに頭がどうかしてる、なんだよそれ」
という返事に

「私がフランス人を理解できないように、
あなたも日本人が分からないってことです」
きゃー、一人でやってそれー・・・という大暴走の後、放置。。。

これの大きな原因は、小さな不安が、生理前PMSによって
日常の数百倍になるというところだと思うのですが、
多分家に帰ってもどうせ眠れなかっただろうから、
今回のこの家出はフランクにとっては大変迷惑だったと思うけども、
個人的にはすっきりしてとてもよかったという結果です。


翌朝、その日は一日仕事で出る予定だったので、
朝7時に起き、朝食を少し取り、歩いて家に帰り(近くてよかった)、
着替えて1日外にいたわけですが、夕方ころになり、

昨日の家出はわりと気まずいわね~と思ったり、
でも、なんか私、もうダメ、やっぱり日本に帰ろうかしらと
またくよくよやっていたところ、

「今日は帰ってくるでしょ。早く帰っておいで」
とまるで子供に送るようなメール。

こんちきしょー人の気も知らないで!!!
とまた、波がきて、ニースの駅からだらだら歩いて帰り、
家に入って、また不機嫌になり。

「全然意味が分からないけど、何が不満で不安なの?」
と聞かれた時・・・


だんだん波が治まってきて、なんでそんなに不安だったのかが
「え?なんででしたっけ?」
な気分になりつつも、涙が止まらず、

「あなた、15歳じゃないんだから・・・、ちゃんとしゃべりなさい」
と言われ

「わかってるよそんなの!だからなんだよ!」
と言い返し・・・

東野圭吾を読みながらふて寝・・・。

朝起きたら、スッキリ。

フランクは、私が思っている以上にわりと器がでかくって、
わりとしっかりしてるんだなと思う反面、
私、なんなんだろうか・・・と不安になったりするのですが、

昨日の夜も
「そう、私、病気なの。だからもう、一緒にいれない。」
とか口走ってましたが、



実際のところ、私は、フランクの考え方は、もちろん100%
理解出来ないし、だからといって、何かを強いることは絶対にしたくないし、
だったら、やっぱり違いがありすぎるわけで、そんなの一緒にいる意味ないじゃん

という・・・一人内輪もめのデフレスパイラルに、フランクの不機嫌な態度が
着火剤となったことは、判明しているのです。


だから、何が言いたいかというと、
私って、疲れるなあとさっきシャワーを浴びながら思ったのと、
その一方、私は今後もこんなことするんだろうなと思ったのと、
多分、その「次」は、もっとエスカレートしちゃうんだろうなと。

でも、それで、状態が良くなるなら、それでもいいのかも。

口下手っていうか、ほんとにささいやことを伝えるのは、
やっぱりフランス語では難しくて、なにげに言わずにだまってることが、
実はたくさんあったりするんだよね~。それがいけないって、
わかってんだけどね~・・・

ホルモンバランスっておそろしいですね。
という話。(だっけ???)


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