残念ながら妻ではない

今、うちの自慢のテラスは、
物置のようになっている。

隣のうちのテラスの下の住人が「雨漏り」を訴え、
テラス改修が始まったから。

なかなか始まらなかった工事が突然始まり1週間、
毎日来ているお兄さんはいけめんです。

そして、このお兄さんは、いわゆるガテン系なのだけど
上品で?
そしてさわやか。

しかも、すごくかんじがよくて。

さらに、子供にもやさしい。

1歳を過ぎた娘も早速魅了されてしまい、
隙をみては、おにいさんが作業しているテラスを
はじから覗く日々。

なぜ、おにいさんがこどもにやさしいかというと、
お兄さんにも子供がいて、うちの娘や隣の子とほぼ同い年。
思わず

「パパの顔しちゃうんですよー」
と臆面なく告白。

だから娘には言ったのです。
「あの人、かっこいいけど、もう妻子がいるって。」

ある日、私が外出しようとしたとき、インターホンが鳴り、
お兄さんが、ペンキ塗りたてのテラスには子供と出ないように。と
親切かつ業務的な忠告。

そして、報告が終わると、すぐさま「父の顔」モードで
子供をあやしてくれてしまい、娘は大喜び。

そして、ご自分の娘の写真も携帯で見せてくれたのです。

数ヶ月しか変わらない月例のお嬢さんですが、
とても背が高くて、16ヶ月なのに4歳用のお洋服をお召しとか。

へーとお兄さんのよきパパ振りを拝見していて、
何か言わないとと思って

「奥さんも背が高いんですか?」
いけめんは背が高いので、そんな質問をしてみたら。


「残念ながら、妻ではないんです」

・・・・・・・・・・・・・・・

せっかくのほのぼのした空気が。。。。


いやしかし、結婚しないカップルが多いこの国。
「残念ながら」っていうなら、なぜ結婚しないんだろうか。


コメント

人気の投稿