あなた、それ、いい仕事ね~!!と思った番組紹介

フランスのテレビは、言ってることが全部わからないとしても
見てると、映像なだけにそこそこわかってくるもので、
料理の鉄人的、料理人勝ち抜き番組なんかは、
至ってわかりやすい為、毎週観てしまう。

昨日、図らずも、夜23時に、一人泣きしそうになった番組が・・・。



実際、コレ系の番組、他でもみたことがあったのですが、
要約すると(できるかな・・・)

「容姿に自信のない女性を、プロの力で、元気にする」

的なものです。

昨日、出てきた二人の女性はですね、
(別にそんなに詳しく知りたくないかもですが)

① 33歳 女性・既婚・子持ち
10年以来、万年ダイエッター。
容姿に自信がなく、自分の体が嫌いゆえ、ややうつ気味とのこと。
旦那にもつい辛くあたってしまう・・・

この方、それでも毎日体重計に乗ってるようなのですが、
乗る度、あまりの辛さに号泣という・・・

そんな姿を心配した姉か妹が、この番組に応募。
で、恐らく有名スタイリストらしき、オネエ系の男性が、
こういった彼女たちを救うべく、いろいろしてくれるわけです。

まずは、全面鏡の部屋で、現実と向き合うという試練から。
ちなみにこの番組のポイントは、そんな後ろ向き女性を
心も身体も裸にしてしまうこと。
ということで、テレビに映るカメラの前で、下着姿を晒します。
ここでも号泣。

そして、改めて自分は、他人にどう見られているかを客観的に知るため、
彼女のその下着姿を大型パネルにして、ショッピングモールに
広告宜しく掲載。
通行人に感想を聞くという難業。

でも、ここはテレビですから、ネガティブなものは一切拾いません。

「ほらー、みんななんて言ってる?あなたのことキレイって言ってるわ!」
というオネエ的説得。


そして、身体の何が不満なのかを確認し、その改善案を提案。
この方は、うらやましくも大きすぎるおっぱいが超コンプレックスだったらしく、
その大きな胸を、美しく見せるブラジャーをご案内。

「全然違うわ!」
というお決まり的な態度でも、まあ、自然に笑顔になれて嬉しい、なんていう
コメントに、感動。

続きまして、嫌いすぎて、隠すことしか頭になかった洋服選びを改善。

「あなたの脚はきれいよ!ミニスカートを履きなさい!」
というオネエの指導のもと、数年来黒しか着なかった彼女に、
真っ青なミニワンピースを提案。
+攻撃的ピンヒールで、足長効果を提案。

「恥ずかしい!でも、なんか女ってかんじだわ!」
と興奮気味な彼女。

そして、最後はメイクとヘアカットで、
メイクってやっぱほんと大事なんだなーと思うくらい変身。
その自分を観て、また感動。
たかがメイク、されどメイク。
こんなふうに、女性が女性らしく、そして笑顔でいられるようにする
このメイクさん、まじすごいわー。(と小学生レベルな感動)

そして、極めつけは、「嫌いを克服、全部昇華」
ということで、見たくもなかった自分の身体で、
なんとヌード写真を撮ろうという、企画。

もちろん、大事な部分は隠してですが、メイクとヘアチェンジで、
完全に女としての自信を取り戻した彼女は、
プロカメラマンの前で、かっこよくポーズを決める、という。

そして、このヌード写真は、街角のショーウィンドウにアートよろしく
飾られます。
その写真を見て、恥ずかしくも、嬉しくてたまらない彼女。

そしてそして、
この勢いで、あなたがウィンドウに入っちゃいましょう!という
大胆すぎるオネエの提案。

意を決して、ウィンドウでポーズを取る彼女。
そして、これまで彼女を心配し続けた妹か姉と、そして最愛の旦那さんが、
その姿を観て、また号泣っていうね。


そして、彼女自身も、また号泣っていうね。


そういう番組です。
ま、ありがちな展開ですが、
女性って、一生、そういうこと考えて、他人の目を気にして、
体型の変化に怯えて、がんばって・・・って
しかも、たかがなことだけど、意外とこういうことで、
精神的にも辛くなってしまってる人がいるんだなーと思うと、
re-Lookerともいうんでしょうか、こういう風に、人に自信を持つきっかけをあげて、
笑顔で生活できるようにするっていう単純そうなこの展開が、
なんだかとても意味あるものに思え、一人、テレビの前で
涙した、わたし、でした。
(泣かなくてもよかったけど、もらい泣きだよね、きっと)




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