フランスに住んで１年と数日・・・マルシェの楽しみ方

実際、フランクと住み始めてからというもの
私は「なんちゃって」主婦みたいな。
いえ、本物の主婦の方から言わせたら「なんちゃって」片隅にもまだ及ばないかも。
ですが、

家事をするようになったんですねー。
朝はわりと早いフランクに合わせて起き、お茶を淹れ（日本茶じゃないです）たりして、
見送る・・・。
学校がない間はそのあと、自分も朝ごはんを食べて、メールチェック。


私は、料理が嫌いなのではなく、苦手というか。
わりと好き嫌いが無い為、自分の為だったら、何でもいいので
紫キャベツをインスタントラーメンの具にしたり（スープがすごい色になる）、
味見をせずに、塩気を忘れたパスタを食べたり（わりと健康によい気も）、
味が濃いとかいって野菜を生で食べたり、していたわけです。

が、フランクは食べるのが超好きで、且つかなり肉食フランス人なので、
私が一人で食べるときのようなものは、ないけどちゃぶ台がひっくり返るんでは
と思う次第。出したことないから分かりませんが。


そんなわけで、ここに住むようになってから、カルフールに通い、
いろんな食材を見たり、よくわからないけど買ってみたりして、
わりと料理もしているような。いや、以前に比べれば、ですが。

今日は、なんと学校の帰りに閉店間際のマルシェに寄って、桃を買い、
なんと、自分でもびっくりするんですが、ジャムを作った・・・。すごい、私・・・。
思わず、お母さんに「ちょっとジャム作っちゃったよ！」とメールするくらい
自分的に盛り上がってます。
売ってたおばさんに、「ジャムを作りたいから、どのりんごがいいかな」と聞いたら

「りんごはだめだね。桃にしなさい。間違いないから」
と勝手に５個も桃を袋に入れてくれたものですから。

「ところで、どうやって作るの、桃のジャムって」
と聞くと

「切って、砂糖を入れて、とにかく煮る」

次は、イチジクジャムも作ってみたい。なんか楽しいんですけど・・・今更！

カルフールに行くと、楽しいので、だいたい２時間くらいはうろうろします。
そのうち1/3はワイン売り場にいますが。
３ユーロ台でも美味しいワインがいっぱいある。
先日、すごい真剣な顔で、ワインのラベルを見比べていたら、知らないおじさんが
「おすすめ、教えようか」
と言うので
「ぜひ」とお願いした。

私は、これまでワインの値段と、ラベルのセンスしか見ていなかった。
おじさんは
「ラベルは３番目だよ。まずは、コルクの上のシャトーの名前を確認しなさい。
RECOLTANTと書いてあるのがおすすめ。その次はワインの色をみて、その次がラベル」
既に２番目は、よく分からないから、最近は、カルフールで４ユーロ以内で買える
RECOLTANTを探すのが超楽しい。


今日はフランクが、アンティーブにあるお母さんの家に寄ってくるとのことで
なんか久しぶりに一人です。

最近、超ファンな番組。
「Un diner presque parfait」
素人版の料理の鉄人みたいなかんじだけど、ミシュランシェフが審査員。
この素人たちがほんとすごくてねー。
昨日は、地上５０メートルで強風に吹かれながら、デザートをサーブするっていう
審査員も大変な戦いが繰り広げられていました。

ちなみに同じような番組が他のｃｈでもやってる。さすがフランス・・・？