桜ってなんなんですか?という問い

最近、図書館で、中村江里子さんが書いた本、
NAAANDE!?










を借りました。
そして、そのまま、フランクに渡して読んでもらったのです。
日本人として不思議に思うフランスのあれこれに
私は、幼児のごとくフランクに「なんで?」「どうして?」を
繰り返していた3年間。

この前日本に居た時、同じように、フランクが些細な事に
なんで?と聞いてくるので、
「なんでじゃないよ、これはこういうものなんだって!」
と言ったことがあり、そういう理屈じゃなくて、そういうものなんだっていうを
改めて文字で読んだら、すごく納得したらしい。

ところで、この週末、突然、

「桜ってなんなの?」
という質問をフランス人からされたとき、

「え、季節を代表する花ですけども・・・」
というところから、もっとこの日本人の心的な、
すごい存在なんだということを伝えたかったのだけど、
うまく言葉にできなかった不甲斐ないわたし。

さっきWikiしてみたら、以下の様なことらしく。

桜は日本全国に広く見られる樹木である。その花は春の一時期にある地域で一斉に咲き競い、わずか2週間足らずで散るため、日本人季節感を形成する重要な風物となっている。可憐な花の美しさが開花期間の短さ、散り際の豪華さによりいっそう印象づけられ、しばしば人のの儚さになぞらえられる。そのためか古来より、桜は人を狂わせるといわれることもある。花見の席では持参の花見弁当を愉しむのが伝統的である。花を見ながら飲む花見酒と呼ばれ風流なものではあるが、団体などの場合、乱痴気騒ぎとなることも珍しくない。陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈する。

「風流」とかフランス語にするとEleganceとかになって、なんかそうじゃないよね。
「粋」はChicだそうだし。
うーん。なんか違う。

そんなわけで、以前買った川上未映子氏のフランス語版「乳と卵」。
イマイチ、なんか違うんだよなーって。(て全部読み終わってないけど・・・)





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