ものごころというかんじ - 娘4歳10か月の記録

ニースの学校はバカンス中。
1週目は、義母宅への合宿へ。
そして、2週目は学童的なやつに参加。

最近、娘のことばにびっくりする。

学童初日、昼寝の時間があって、寝るところが固いからいやだ、という理由で行きたくないって行く前は言ってたけど、
帰ってきたら「いつもの学校より最高!」と言っていた。
安心するこの展開。
しかし、最近の展開のひとつに、作り話をするというのがある。

「今日のお昼は〇〇食べたでしょ?」(紙が貼ってあるから知ってる)
「食べてないよ」

「今日はみんなで✕✕したでしょ?」(紙が貼ってあるから知ってるはず)
「やってないよ。今日は、図書館に行った。あと△△公園にも」
「うそ、そんなこと書いてなかったよ」
「ほんと、行ったの。」
「えーほんとー?どうやっていったの、その公園遠いじゃない」
「そんなことない近かったよ」
「どうやっていったの?」
「右に曲がって、左に曲がって、右に曲がって、まっすぐ行くと着くの。ていうかママそこしらないよ。あたらしいところだし」
「・・・そうなんだ。へー。その上、図書館まで行ったの。歩いたら大変だったでしょ」
「別に大変じゃないよ。近いもん。ママが知らない図書館だよ」
「・・・ふーん。そうなんだ、予定変わったんだね。楽しかった?」
「うん、楽しかった」
「この冗談いつまで続くの?」
「うそじゃないよ。ほんとだもん」
「分かった。じゃあなんで教えてくれなかったんですか、って明日受付の人に聞いてみようっと」
「あ、やめて。それはやめて」
「なんでよー」
「だって、聞いてほしくないもん」
というのが繰り返されて、

「冗談でしたー」
というのが最近の流行り・・・。4歳10か月。


学童2日目。帰りに公園に行きたいというけど、もう18時ですので・・・ということで、スーパーへの買い物に付き合わす。
歩きながら、今日やったことなどを聞く。

すると、突然

「ねえ、マミーも年取ったら死んじゃうでしょ。パパもママも年取ったら死んじゃうでしょ。そしたら、私はたった一人でどうすればいいの?」


学童とはそんなことも学ぶ場所なのかと驚愕するも、別に(当たり前ながら)、学童で大人が何かを話したわけでは無いよう。


最近は、兄弟姉妹や近くに従兄妹がいるお友達と自分を比較したりもする。

「Aは、ほんとにラッキーだよ。だって近くに従兄妹もいて、しかも今はママのお腹に赤ちゃんまでいる。私は、日本に従兄妹はいるけど、私はフランス人だから(たまに頑な)フランス語しか話さないし(わかるけど)、だからフランスに従姉が欲しいよ」

更に

「Bは、お姉ちゃんも二人いて、しかも弟もいるね。Bのママは本当にラッキーだよ。ねえ、赤ちゃんはどうやったらくるの。誰が決めるの。なんでママのところにはこないの」


5歳まで、あと2ヶ月。
毎日考えてることが秀逸だし、毎日進化してる。

ものごころ、というのかは分からないけど、とにかく彼女は色々考えている。

AちゃんやB君をラッキーと思ってる娘。
本人はラッキーだと思ってないのかな。

明日聞いてみよう。

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