フランスの映画

あまり、映画館にはいかないけれど、
テレビでたまになかなかおもしろいフランス映画に出会う。

フランス映画は小難しいものばかりかと思っていたけど、
学校に行っていた時、映画をフランスの文化として紹介してくれる授業が
あって、その中に「コメディ」っていうジャンルもあって、
初めて、「えーフランス人もコメディとかやるんだ」と知った次第。

あえて、探すほどではないけれど、不意に出会うとなかなかのお得感。

「Plan de Table」
結婚式の席次が、その後のそれぞれの人生に与えるであろう影響はいかに?!
みたいな内容で、主人公男子の妄想数パターンで構成。
それぞれのキャラクターが濃くて、すごくわかりやすい。
要は「いつでも、選択肢は自分たちの手元にあるはず、でしょ!?」



「Les Infidele」
なんで、男は(女も??)浮気するのか。
オスカー俳優となった、ジョン・デュジャルダンが数パターンの
なぜか浮気してしまう男を演じています。
なぜかはよくわからないけど、ほんと、なんで浮気とかするんだろうか。
いろんなパータンを見ても、結局バレたり、けんかしたり。




「L'arnacour」
バネッサ・パラディ演じるお金持ちのお嬢様の間近に迫った結婚を
その父の依頼で、おじゃんにするシークレットサービス?との
ドタバタ恋愛物語…?的な。
ヨーロッパの留学制度ERASMSの「スパニッシュ・アパートメント」
のロマン・デュリスが、かっこよくイマイチだめなかんじの緩さで、
バネッサと絡んでます。モナコ市内がロケ地で、ストーリーも至ってシンプル。


「Un heureux evenement」
実は、ちょうど妊娠が分かった頃にたまたま見て。
妊娠した女性の出産まで、出産後までの変化、それに対して、
的はずれなパートナーの言動や行動…。
ほんとに出産することで私たちは幸せなの?幸せ・・・だよね!?
っていう話。


もちろん、これらの映画、テレビゆえに2回くらい観られたりするので
やっと「あーそういうことだったのね」的にストーリーを理解することも多々。
もしくは、大事なセリフをガンガンスルーしていることも多々。
でも、フランスの映画は、シリアスで、わかりにくいものだけじゃないんだなと
最近、わかってきたっていう、わりと時間のかかった発見の話です。

なんか、日本では、わけわからない映画が、
なんだからおしゃれなような気がしたり、
なんか雰囲気で観てたなー、わたし。

おまけ
「Crapuleuse」
その名も極悪少女?的な、中学生の女の子たちの話。
途中から見始めて、思わず目を覆いつつも観てしまった
ドキュメンタリー風テレフィルム。
いじめられていた女の子を助けたちょっと不良グループの女の子たち。
その不良グループに馴染むようにどんどん変わっていく女の子。
タトゥー(自分たちで)を入れ仲間意識を育み、
へそピアス(自分でそして化膿)をして、ストレートの髪をドレッドのように編みこみ、
更には力試しに見ず知らずの人を襲ってみたり、お金稼ぐためにドラッグを売ったり、
更には、夜遊び(中学生ですが)に出かけたクラブで知り合った酔った男に
4人がかりで暴力沙汰。
心配する母親に暴言を吐き、友達を避難する親を罵倒・・・。
ありそうだけど、こんな中学生、ほんとに手に負えないわーと、
親になるって、子供を育てるって(最近多いこのネタ)、ほんとに試練だ。


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