褒められてるのかと思った勘違い

4月中の出産の可能性も往々にして予感していたものの、

さすが私の子だけあって、とてものんびりしていて、
まだお腹の中にいて、5月を迎えました。


ところで、私は基本的に、自分はとってもおめでたい人だと思う。
例えば、
「それって、けなされてるよ!」ってことがあったとしても、
わりと、
「ほめられてる」とか思えてしまうような、そういうおめでたさ。

先日、フランクの友人で、11歳の女の子がいるおうちに遊びに行った時。
この11歳が、また口が達者で、もともとおしゃべりキャラだけども、
とにかく、大人のように気の利いたことを言ったりするわけで、
その子のパパ曰く、
「女子の行く末」ということで、
「早く第二子も予定しておいたほうがいいよ」というフランクへのアドバイス。

彼女たちキッズにとっては、未知の国ジャポンは、MANGAカルチャーが
その文化の象徴だったりするのだけど、
フランスと日本が混ざった子供はどんな赤ちゃんが出てくるのかと、
彼女なりに興味があるらしいです。

フランクの瞳の色は薄い青で、私の目は言ってみても黒に近い茶。
その子はママに聞く。
「青と茶色を混ぜたら何色?」
「緑じゃない?」
「じゃあ、赤ちゃんの目は緑か」
そう、簡単にいかないのが血というものなのだよと大人が説明。

「フランクの髪の色は何色?ジェルがいっぱい付いててわかんないよ!」
「シャタン(薄い茶色?)だよ。でも子供の頃は金髪だった」
「メグミの髪の毛は、もともと何色?」
「見ての通りだよ。日本人はもともとこういう色だよ」
というと、
「えー、金髪とかいないの?」
とびっくりしていたのも、なんだか新鮮。

「でも、PSYのダンサーは金髪がいたよ」
さすが現代っ子はサンプルも違うわね。
「でも、あの人達日本人じゃないし、染めてるんだよ」

「へー。じゃあ、二人の赤ちゃんの髪の毛は、茶色かなー」

でも、フランス人と日本人の血がが混ざった場合、
濃い色が強く出ることが多いから、金髪の子供や青い目の子が
産まれる可能性って少ないんだよーって話を大人がすると、

「そうなんだー。じゃあ、赤ちゃんは、Le grain de beuateもいっぱいあるだろうね、
メグミみたいに」
と言うのだけど、私は、Le grain de beuate(ほくろ)がGrand beute(偉大なる美しさ)
に聞こえたわけで、
とってもおめでたく、「えーこのこ、私のこと、綺麗だと思ってたんだ」と
会話を流していると、どうやら別に褒めてる流れじゃなくて、
あ、ほくろのことね・・・という、やや残念な流れだったわけですが・・・。
そして、あー他人から見て、私ってそんなほくろな顔してるのかーという衝撃が
さざ波のように後から押し寄せて参りました・・・。

ちなみに、その時、日本のアニメの話になって、
イマドキの子も「キャンディ・キャンディ」を知っていて、こちらでは「CANDY」と
繰り返しなしだそうで、私が「キャンディ・キャンディ」って言うと、
「名前も苗字もキャンディなの!?」と言われて、
なんで原題では繰り返したのかなと思ったのでした。

ちなみに翼くん、「キャプテン翼」は「OLIVE et TOM」ということで、
もはやツバサくんではないのだけど、みんな知ってるアニメです。

あと、昨日出たアニメの話で、宇宙での戦いですごいやつ、、、みたいな
「日本のアニメで初期の頃のやつ!」と、40代の皆さんが興奮していたのが
宇宙戦艦ヤマトなのかガンダムあたりなのか…やっぱり役に立てず、
もうちょっとそういうのに興味持っておいてもよかったかなーと思ったのでした。

コメント

人気の投稿