32歳になりました。

カンヌ映画祭にあわせ(てませんが)、32歳になりました。
前回のブログで、超根暗な部分を吐露したところですが、
今は元気です。

さて、誕生日前日は、ニースから車で30分ほどのイタリアへ
友人夫妻とその子供と友人の妹とアメリカ生活の長いイギリス人の彼氏と
パスタを食べに行ってきました。
やっぱり国境を越えるだけで、このパスタレベルの差が歴然かつ
値段が安く、驚くばかりです。
ほんとに、パスタはやっぱりイタリアのものなのだと実感。

その後、このバンティミリアの市場へ。
これまたニースに比べると色鮮やか且つボリューム、値段に驚く野菜たち。
私は3.5ユーロで1キロのイチゴと、3ユーロでさくらんぼを買ったのですが、
エンドレスです。そして、プチトマトもエンドレスな量です。

そして、帰宅後、満腹感と、それまでの不安病がマックスに到達し、
そんな私にいらだったフランクも折れるところを知らず。
「誕生日前日に、こんなところにいれるかよ!」
と友達の家へ一人で行ったのでした。

ちょっと書きながら笑えてくるんですが、こういうこともあったと
忘れないように書いています。

そして、家を出ると
「私、もう、部屋さがしますから」
とメールを送りました。何があったんでしょうか・・・自分でも意味不明・・・。

そして、当然返事はなく(これは、注意しないといけないですが)
友達の家には、いろんな人がいて、いろんな人と話しながら
ワインを飲みまくっていたら、相当酔っ払っていたようです・・・。

友達が「泊まってっていいよー」と言ってくれたのをいいことに
いろんな人にからんだ挙句、ソファで寝ていた模様。

そして朝、起きて、
「気持ち悪いわー」
という感覚と共に、連絡もしないで帰らないことなんて今までなかったから
悪いことしたなーと思ったような、思ってなかったような。

いずれにせよ、日曜の朝、友達の家に長居することも失礼ですから
帰ることに。にしても気持ち悪かった。
天気予報に反し、暑かったその朝。
12時には、フランクのママの誕生日も兼ねた、ランチの為夫婦がくると思いながら、
花でも買ってくかと市場に寄り、だらだらと家路に。

もう、ほんとに部屋探さないといけないかもーと昨夜、冗談で言ってたけど
これも本当に成りかねないけど、どうしたものかと海沿いを歩く。

家に着くと、なんとラッキー。フランクは、テニスに行っていていなかった。
とりあえず化粧を落とし(・・・)、気持ち悪いのでテラスで半寝していると
フランクが帰ってきた。

昨日の私たちは何だったのかと・・・。
フランクがどうというより、今回ばかりは、本当に私の独り舞台だったことは
確実で、その後始末として、私はいつも白黒つけようとして、
一人になりたがるけど、ちゃんとそれを引き止めてくれたフランクでした。

「よく我慢できるね」
と言うと
「何が?」
と言っていたので、たまにはプチ家でもいいのかもしれません・・・。

そして、気持ち悪さマックスのまま、シャワーを浴び、化粧もそこそこで
ママたちが来て、シャンパンを開けてくれました。
こんなにシャンパン一杯を飲むのに時間をかけたのは初めてかもしれない
くらいなスピードで美味しいシャンパンを頂き、その後ランチへ出かけました。

ランチの後は、カンヌへ。
レッドカーペットを遠目から眺めに、浮き足立った町や、やたらおしゃれしている
人々を見に行きました。

ペネロペもサラ・ジェシカも、ジュード・ロウにも会えなかったけど、
やっぱりなんだか特別な雰囲気のカンヌでした。

そんなかんじで32歳を迎えました。


同じ人と一緒に長くいるって、難しいなと思ったり、楽しいなと思ったり。

前日、弟が、なんと予備校時代の彼女と10年ぶり弱の元鞘という連絡が。
「俺のマイペースとこんな性格に付き合ってくれるの彼女くらいだよ」
とのこと。

多分私にとっても、こんなよくわからない気流のある私に
付き合ってくれるのフランクくらいかもと思った誕生日でした。

お父さん、お母さん、ありがとう。




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