ヒトゴトですが。

先日、パリから実家に来ていた、フランクの弟と会いました。
例の、十年つきあった彼女と別れたばかりの、例のあれです。

ところで、その後、この男、二人で住んでた(買ってた)アパートを出て、
狭いStudioに一人暮らししてたそうなんですが、
一ヶ月後には、本当にいた!新しい彼女と新居に引越しました。

いいんです、みんながいいなら。
違う、本人たちがいいなら、いいんです。

そして、今回は、新・彼女を同伴しての里帰り。
私的には、初対面で、妙に緊張しました。

彼女はほんとに、二十歳だそうで。
映画を学ぶ学生さんだそうです。(なんかいいかんじ・・・)

そして、会った感想は、


「お、なんか同じ雰囲気、この二人!」


その前日、なぜか実家の母に電話で
「明日さ、弟が彼女と来るんだよ、なんか緊張するよね。
すごい、イマドキのパリジェンヌらしいんだけど、怖かったらどうしよう」

あ、別に一緒に住むわけでもなんでもないので、どうもしないんだけど、
なんとなくとても気になっていた私です。
母曰く、
「前の彼女は妙に親近感のある、いい子だったのにね~。
多分、全く違う人が来るよ、じゃないと別れた意味ないからね。」
と、またもや、真っ当な正論。

前の彼女は、フランス人でも黒髪で、小さくて、なんか結婚式のときも、
うちの両親にも色々気を使ってくれたり、なんだかとても親近感のわく人だった。

で、結果会ってみて、
意外とソフトで、全然怖くなかったです。
ただ、スーパーしゃべるのが早いので、久々に学校の授業かと思うほど、
彼女のしゃべりに、耳を傾けたのだが・・・、

その様子をフランクが見ていて、

「あまり言葉を発しないけど(既に残念・・・)、だいたいフランス語分かってるから。
でも、その速さだと恐らく、半分も分かってないから、もっとゆっくりしゃべってみて」
と・・・。

あああ・・・ごめんなさい・・・。

すると、この二十歳のマチルダ。
「やだ、ごめん。でも、私いつもこうだし、パリではみんなこうだから・・・・
ゆっくりしゃべるって、どのくらい?こんなかんじ、超変だわ。気持ち悪い!
でも、やってみる。」
と、努力をしてくれるようないい子なのです。

更に、口元に手を置くのが彼女の癖で更に、聞き取り問題はハイレベルに・・・

で、この弟は、ある意味クリエイティブな仕事をしてて、
彼女が映画を勉強してるって聞いて、なんか妙に納得。
しかも、手首に革のアクセサリーしてる彼女が、なんか妙に彼の隣にしっくり。

彼はまだ、31歳だし、まだまだ仕事でも色々挑戦したいんだろうな。

そんなヒトゴトの観察。

コメント

人気の投稿