parisと雲とエールフランス

昨日、wedding終了後、報告電話を終えた後、我慢できずに昼寝。
起きたら18時だった。
でもまだ明るいのでモンマルトルへ。
うちのロリータ・キャロリーヌが
「あそこは最高」
と言っていたので、優先順位を上げた次第。

その言葉どおり、サクレ・クール寺院とサンセット付近の時間の空気が
とてもロマンチックだった。
中は写真NGだったけど、ステンドグラスも、モザイクの天井画も素晴らしい。

更に、やっぱりこの高台から見下ろすパリの町は、映画みたいで感動。

エスパス・ダリ。時間が遅くて見られず、残念！

アンテナが・・・だけど、エッフェル塔が見えるーーーーーーーー！

この界隈、雰囲気がすごくかっこよくて、いる人がかっこよかった。
あー、なんかパリーって気分になったのでした。

この後、適当に坂を下って、ムーラン・ルージュを通り過ぎ、どんどん進んで
あるカフェへ入った。
この日、朝5時おきで、ご飯を食べていなかったので、震えがくるくらい空腹マックスで。

ビールとパテと、サーモングリルを一人でモリモリ食べていたら、隣に男の人が座ってきて
「Bon appetit」と言われて会話が始まり、日本語を少し話す人だった。
その後に連れのおじさんが到着。
最初にいた男の人は、過去日本人とつきあったことのある人で、日本が大好き。
質問の中に
「大阪ってなんなの？」
というのがあったけど、何なのと突然聞かれても「町ですよ、東京と同じような大きい町」
としか言えなかったのだけど、彼が
「全然分からない、大阪ってなんだったのか」
と大阪にこだわるので、「昔は商人の町だったんだよ。だから、そういうかんじ」
と言うと、妙に納得していた。

そんなことをしていると、後から来たおじさんが
「何か飲む？奢るよ」
というのでビールの後に頼んだワインを指す。

どうやら、おじさんはこの店のオーナーだった。
フランクに続いて私的に2人目となる、目の前で光るメガネを買った（しかも4個も）
このおじさんは、時に厳しく、ギャルソンに
「空いたお皿やグラスは即効で下げるんだよ！」
と従業員教育に熱心な人だった。
どうりで、最初からオーダーの仕方がおかしいと思った。
そんなわけで、一人打ち上げだったけど、話す人ができて、面白い夜になった。

翌朝、全然起きられず、8時半起床。
その後仕事して、そして、弾丸ヴェルサイユツアーに行った（電車で）
ヴェルサイユ。

やっぱり混んでいた。
私は、17時半の飛行機に乗らねばならなかったので、14時半がリミット。
並んでて、中に入るのを断念し、お庭だけ拝見してきた。

広すぎた。

やっと見つけたベルバラですが、既に散り気味。
まあ、時期じゃないしね。
時期といえば、既にコスモスが。この週、パリは秋のような天気。
少し、紅葉さえ見えるような。まだ8月入ったばっかなのに、焦る。

この日は噴水ショー開催日のため、庭園入場も８E（ちなみにお城＋庭園は１５E）
だったけど、通常は無料で入れるこの広大な庭園。
家族連れがピクニックしていて、しかもずっとクラシックが流れているので
なんとも優雅なピクニックができるスポットなのでした。

今日も空には雲が見えたけど、やはりこの空間にも雲が似合う。

どこもかしこもお手入れ完璧で、ヴェルサイユすごいわーと一人で感嘆しっぱなしでした。

噴水ショー、見たかったな。

この後、駅まで急ぎ足で戻り、14:50の電車でパリへ戻る。

どこに住んでるの？って聞いて
「ヴェルサイユ」
って言われたら、なんてセレブーって思うけど、ヴェルサイユって町の名前。
まじで、今日初めて知りました。

そして、一応余裕をもってでたはずなのに、またしてもオルリー空港をダッシュ。
本当に乗れないかと思ったけど、乗れた。
焦ったー。
そのせいで疲れてたのかもしれないけど、家に着いたらバティストが
「よかったら、ごはん一緒に食べる？」
と優しいことを言うので、今日はバティストとキャロリーヌと3人で夕飯でした。
初めてのことです。

ニース空港に降り立って、全然パリと気温も空気も違うのを実感。
私は、今ここに住んで11ヶ月になろうとしているけど、今のシーズンは
バカンス客で大賑わいのニース。
改めて、ここに住めていることを幸せに思った。

パリは秋が素敵だろうなー。