チュニジア:砂漠でキャンプ⑥

おじさんは、また忙しそうだった。
おじさんとは
DESERT EVASION
のおじさんなのですが、とにかく電話が、携帯が。お忙しそうです。

そして、このおじさんの手配で、まずはQUADというスクーターの
山道版みたいなのに乗る事に。
正直、そんなに乗り気ではなかったのですが、終わる頃には
わりと楽しんでいました。

ただ、ここで写真を撮ろうとしたら・・・
コルシカで買った71Eカメラのレンズが開かない・・・。
モロッコに行った友達の多くが、カメラが壊れたと言っていたのを
思い出す。

砂が溝などに入って、壊れた模様。
ここからは、カメラなしです。
幸いにも?ネフタでは、コルシカのように飛び込みでカメラが買える様な
場所がなかったので、目に焼き付けるということで。

ネフタの砂丘は、アルジェリア国境の近くで、それこそとにかく
360度を見渡して地平線という、私のこれまでの経験からしても
感動的な場所。

QUADの注意書きには、公道は走らない。
と書いてあったけど、おじさんの息子(15歳)のイケメンガイドは
ずんずん公道を進み、スクーターも乗った事ないのでびびりましたが、
なんだかとても開放的でした。

砂丘の向こうに落ちるサンセットも絶景だったし、
それ以上に、夜の星空が、言葉にならない美しさでした。
ミルキーウェイって、ほんとに見えるものなんだ。
流れ星って、こんなにびゅんびゅん飛んでるものなんだ。

そして、高級キャンプ。
お食事つき、頑丈な寝袋と、素晴らしいマット。
焚き火も焚いてくれるサービス。

実際、夜は寒かったし、焚き火から離れられなかったけど、
やはりその夜空の感動は、忘れられない。

翌日も、同様に息子ガイドがいろいろ連れて行ってくれて、
1日を砂漠や湖などで過ごし、また夜は寒空と星空を満喫。

ちなみに私たちが発った後、31日には、ここでDJを呼んで
カウントダウンパーティーが予定されていた。
ちょっと楽しそう・・・!

おじさんは、基本的に、お客のリクエストには最大限応える
素晴らしい商魂を持った人なので、大手企業の砂漠でのパーティーや
砂漠でのイベントも手がけているよう。

駱駝に乗って、アラビアン結婚式とか・・・
面白そうだなと思ったり。
「なんでもできるよ!」
とプロモーション用のDVDも頂いて帰ってきました。

とにかく、チュニジアは、予想以上に楽しかったし、砂漠はもう少し
暖かい時期にのびのびキャンプができるようなかんじで
またあの星を見に行きたいなと思いました。

ちなみに、今チュニジアのストライキのニュースなどが出ていて
情勢不安なかんじですが、23年間総理大臣が変わっていないという
チュニジア。
早く落ち着いて欲しいものです。

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