PACSと結婚

PACSというフランスの結婚みたいなシステム。
私の知っている方でも、この制度を利用している人もいれば、

PACSもしていなくて、離婚して元さやになり、
「もう結婚しなくていいよね」といって再婚せず、子供を育てていたり、

10年付き合って、家も共同購入して、
結婚しようと思ったら妊娠が発覚して、ドレスも決めてたから、
出産してから結婚しようとそのまま結婚しないで子育てしてるとか。

2009年は、175,000組のカップルがPACSを結んで、256,000組が結婚。
ちなみに当初は同性婚の代替のように制定されたPACS制度、
今や、95％が異性間で結ばれているんですって。


私は、関係のないときは、PACSだってなんだって、いいんではと
思っていたものの、いざ自分がどうするのか、となったとき、
やっぱり、突き詰めても結婚ではないPACSは、なかなか理解しにくいもの
だと思ってしまう。


フランス人同士のPACSとは、また訳も違うし。
フランス人PACSカップルに「おめでとう！」と言ったとき
「いや、別にただのPACSだし」と返ってきたそのニュアンスもあるんだと思う。


ちなみに
「結婚しよう」とは言われてないけど
「PACSする？」と言われたので。

「でも、PACSってやっぱり意味がわからない」
「宗教がからまない結婚みたいなもんだよ」
「でも、やっぱり結婚とは違うでしょ」
「市役所でやるか、裁判所でやるか、くらいだよ」


でも、私、曲がりなりにも、ウェディングプランナーですから。
やっぱり、結婚て素敵だね～と思います。
でも、結婚てなんなんでしょうか。
私のボスは、「結婚はいいわよー」と言っています。
私もいつかは結婚したいって思ってたし。なんでか。なんでだろう。

ということで、この先、どうなるか。どうするか。