冷夏のニースにて

去年の今頃は、扇風機なしには眠れなかったと思うのに、
フランスは、今年は過ぎるくらいの冷夏です。
とはいえ、ニースは幸い、フランスの中でもトップリゾート。
太陽が出ていれば暑いし、夏って気分は味わえます。

しかしながら、その他の地域では既に20℃前後と
全く盛り上がらない夏・・・来週から一応バカンスなんですが
噂によると長袖とか・・・えーーーーーー。

そんな中でも、やはり行くところといえば海。
この前の週末、隠れ家リゾートとして名高い、
そしてフランク的説明によれば
「マドンナが音楽祭のときに必ず泊まるスーパー高級ホテルがある」
そして、一戸ずつが広くでかい、
そして、ハイネケン(ビールの)の社長邸宅だったり、
ロシアの大富豪なんとかビッチとか、
なんとかヒギンズとか、とにかく半端ないリッチな人たちが好む

Cap d'Antibes

のビーチに行ってきたのです。
通常、ビーチは無料派。ビーチベッドなんていらないんですが
ここは、Cap d'Antibes。ここでけちってはいけないということで、
Plage JOSEPHへ。















庶民丸出しの私たちがキャッシャーに行っても、誰も声をかけてくれない
(「いらっしゃいませ」とか)という失礼も、この金がモノを言っているエリア
では致し方ないと、ぐっとこらえて、なぜか客から
「こんにちは」
















ブイのすぐ近くには船。
こんな近くで停泊してて楽しいのかね、と思いながらも、きっと楽しいんでしょう。
















それにしても青い
碧い海です。コートダジュールとはよく言ったものだと感心。
















わりと険しい散歩道。数年前まで柵はなかったそう。
でも、波にさらわれる人が頻出して・・・・って、どうして・・・。

かつて、このエリアのあるシャトー系ホテルみたいなところに挙式の
問合せをした時、担当者の人が
「ゲストにお子様はいらっしゃいますか?」
と聞くので
「予定では3歳くらいの子供が来ます」
と答えると

「危ないので、十分注意してね。崖のところに柵はないですから」

なんで、作らないんでしょうか。
それが合理的なのか、ただの怠慢なのか、なんとも言えません・・・。
















写真で見ると、ますます青い気がする。

リッチな人たちは
「じゃ、また明日」
と言ってビーチを後にしていきましたが、さすがに明日は来れない私たちは

「じゃ、また」
とだけ言って、Josephを後にしたのでした。

そして、気が付いた事が。
そのリッチな人たち。多くは家族連れでした。
リッチなので仕事は忙しいと思うのですが、
男性、ほんとに鍛えている人が多かった。
それか、ハンプティ・ダンプティみたいな人。

リッチな人たちは、エネルギッシュ。
そんなことを目の当たりにした、Cap d'Antibes体験でした。

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