両親 in Paris ⑥

両親がフランスに来た頃は、まさにうだるような暑さだったのに
最近は、国中で大雨が降ったり、突風が吹いているそうなフランス。
でも、ニースは、まだまだ夏っぽいです。

あっという間の、フランス滞在。
長く離れて暮らしていても、一緒にいれば私は相変らず子供で、
パリの地下鉄も迷うくらいなので、全然頼りにならないわけですが、
私も32歳なわけで、両親も年をとっているのですが。
今、考えると本当に、「すごい頑張ってたな」と感心してしまう動きっぷり。

最終日のこの日、いよいよ?ヴェルサイユへ。
電車に乗って、ヴェルサイユ宮殿へ。
















ヴェルサイユ駅。まだ宮殿ではないけど、お父さんは写真を撮りまくります。

ヴェルサイユ宮殿に着き、その広さ、大きさ且つ、入場の列にやや辟易。

入場の列と、チケット購入場所が別であり、チケット購入は屋内の為
「お父さん、ちょっと並んでて!私たちチケット買ってくるから」
と威勢よくお母さん。

「あー暑かった・・・、ちょっと休みたいわ」
まだ何も観光していませんが・・・

そのくらい暑く、行列も長く、とにかくシーズンのフランスはこういうものなんだと。

そして、やっとのことで中に。
















権力を示す為とはいえ。
とはいえ、過ぎる気もする、豪華絢爛さ。















何かの部屋の天井画。妙に漫画っぽいと思うのは私だけ?
















窓の細部までがとにかく、可愛かったり。

この後、すぐに3人はぐれ別行動となる。
そして、歩きつかれて宮殿内見学を終了。

この後、宮殿内カフェでランチを取り、庭へ。
庭は通常無料のはずなんですが、この期間噴水ショーをやるらしく、
別途料金発生。
















昨年、一人で来たときに、庭の見学をしたのですが、とにかく
行けども行けども終わらない庭。

このずーーーーーっと奥に、プチ・トリアノンがあり、アントワネット妃が
愛人と過ごしたり、アントワネットの秘宝などが見られるという場所が
あるのですが、とにかく暑いし、
「ほんとに行くのーーー?!」
と言ったら、お母さんはまた機嫌を悪くしてしまい・・・反省。

結局、これが最後の日のため、シャンゼリゼも歩きたいというお父さんの
希望もあり、トリアノンへは行かずパリへ戻ることに。

















パリに戻り、シャンゼリゼを歩いても
「エリゼ宮に行ってみよう」と女子はころころと予定を変えるので
ここでもまた別行動に・・・。

でも、エリゼ宮前は、正面写真が禁止。
斜めからはOKでした・・・。






















残念ながら、サルコジには会えず。

そして、映画にも出てきた「Hotel Bristol」前でセレブっぽい人たちを見たり。
そして、シャンゼリゼのH&Mにお母さんが虜になったり・・・。

結局、そんな緩い感じで、パリ、最後の夜を迎えるのです。
















わりと、楽しそうな食事風景。
この前に、豪雨が降り、一気に気温を下げたパリ。寒かった。
そして、この前か後か、記憶定かではありませんが、
両親は、パリのシャンゼリゼで、夫婦喧嘩をしておりました。

でも、色々思いっきり言い合った後はすっきりしていた様子・・・。

















そして、最後はお決まりに凱旋門で写真を撮ってたりして。

そんなかんじで、ある意味「やり切った」パリ。
でも、やっぱり本当に時間が足りなかったし、もっと色々見てもらいたかったけど
パリは実際、私も知らないし・・・笑
そんなこんなで、2人だけで旅行したら、こんなに疲れなかっただろうに・・・
と思うくらい疲れさせてしまった気がします。

旅行中、お母さんが
「もう、フランスなんか来れないわ!」
とあまりの疲れに言っていましたが、帰国後、弟には
「1年で一回でいい」
と言っていたそうで、ちょっと安心・・・。

翌日、空港まで送って、ストライキでごった返して、かつ4時間くらい遅延していたけど
無事に日本に帰国。

この歳になって、両親とこんなに一緒に時間を過ごす事もないし、
色々心配もかけて、久々に色々と話もできて、個人的にはとても嬉しかった。

とにかく、来てもらえてよかったなと。

最後の最後まで、お母さんはフランス人に日本語で話しかけていて、
空港の売店のお兄さんも苦笑いだったけど、頼もしいお母さんでした。

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