夏のニースです

私のビザは8月15日まで。
今まで、うだうだと考えていたのですが、結局ビザの更新を決めました。

更新したいのは、
ニースにいたいから。
フランス語をもっと勉強したい・・・というよりは、ニースにはまったのだと思います。

もちろん、滞在には資金が必要で、いたいからって居られるものでもないという点で
今までどうすべきか、どうできるかを悩んでいたのですが。

このたび、私のどんぶり勘定生活で、長々確認していなかったフランスの銀行口座を
確認してみたら

意外とあったお金。

これって、私がフランスに行くことを決めたときもそうだったなー。
「意外といけそうじゃない？」

そして、今ならできると確信して、更にボスからの契約更新の打診とお給料の相談も
叶いそうという目処と共に、放蕩娘がここで何をしているのか常に不安がっている
両親にも滞在延期の旨を伝え、理解してもらいました。

あとは、県庁での手続きが事無く進めば。
来週月曜日に全ての書類を一気にまとめようと思います。

かつて、私が日本で転職活動をしようと思ったとき。
知り合いの方から教えてもらった占いというかスピリチュアルカウンセラーのところに
行ったんですが、そのカウンセラーから言われた言葉は、何気に私の今の人生を
言い当てているというか。

あれは、かれこれ2年前？の秋。
恋愛云々というよりも、今動くべきかどうかという質問をしたわけです。

いきなり余談ですが、今これを外で書いている為、超汗かいてます。流れてる。

それで、そのとき言われたのが
①あなたはお金に困らない
②どうみても、会社員ではない
③来年これまでの人間関係が一気に変わる

この３点がすごく印象に残ってます。
②において、「どうみても」と強調されるくらいどのへんが社会に適応できてないのか
もしくは、意外な経営の才能があったりするのか、などと思ったこともありました。
しかし、まさしく、束の間かもしれなくても、私の生活はどう考えても
会社員ではなく、遊んでいるように見えると思う。
もちろん、ウェディングの仕事はしています。
メールが大量のときは、夜遅くまでやったりもするし、
時差があるから、昼間だってずっと部屋で仕事することもあるし、
安いギャラで出張もするし、
ボスに怒られたりもする。

けども、
それ以外のとき、私が何をしているか。


海にいます。

だから、今すごい黒いです。たぶん。

平日の昼間、海にいる私。

その分、お金はありませんから、お買い物も好きなようにできないし、
しょっちゅうレストランでごはんを食べることもない。

けど、今の生活で必要な靴は、ビーチサンダルだし、
私はそもそも美食家ではないので、楽しくごはんが食べられれば、
食べるものは特にこだわらないし（だから料理も上達しないし）。

１１月からは、固定給を頂く契約に変わる予定です。
その固定給は、大学生のバイト代よりすくないかも。
むしろ大学３・４年の私はそれ以上稼いでた。

けども、家賃が払えて、贅沢できなくてもここで暮らせるなら、それでいいと思っている。
それが、今の私です。

とはいえ、１０年後。
私は４０才、いえ４１歳ですから、これがどこまで続くのか。不明。

でも、なんか私は今、すごく幸せだと思って生活している。
それは事実で、でも、私１人でなし得られる生活ではないんだけど、
本当にラッキーだと思う。
ここまで、ある意味楽観的な性格も、与えてくれた両親に感謝せねばと思う今日この頃です。

ニースの家はクーラーがありません。
私が住む家もないし、彼の家も。
大家は、最近常に上半身裸だし、私は思わず水着だし、彼はパンツ一丁で
暑すぎることを理由に寝ています。

暑い。
でも、だから夏なのよね。