monacoのZARAは空いてます

昨日また、フランクの家で寝ました。
翌日となる本日、私は14時から授業だったので、
いつもなら、出勤と共に帰宅する流れなのですが。

今日は、いつもはトゥーロンやカンヌ方面が仕事場な彼が
モナコでの仕事がある(というとなんか華やかに聞こえるけど普通の仕事です)
という。

で、打合せが終わったら暇だからモナコを散歩しようというわけです。

まー、モナコを散歩しても、個人的には別に・・・なかんじですが、
せっかくだし?行ってみることに。
8時30分に起きて、9時に家を出て、私はメイク道具を一切持ってこなかった
(というナチュラルぶりですが)ので、すっぴんです。
一応サングラスは持ってきたけど、すごい雨です。

まあ、いいとして、そして、モナコを目の前にして大渋滞。
そうですよ、今週からコートダジュール近辺はお祭り騒ぎ。
カンヌでは、明後日からカンヌ映画祭だし、(先週カンヌのビーチは大波に飲まれました)
モナコでは、F1グランプリ。

モナコでは、私の計算機には入らないくらいの大豪邸を所有して
計り知れないような車に乗ってる富豪たちがいるわけですが、
この人たちは、自分の部屋を(部屋って言うか家を)1日500万以上とかで貸して
稼いだりしているらしいですよ。
500万て。5人で割れば100万だけど、10人で割れば50万だけど・・・

そんな異次元なモナコなので、なんか行ってもあんまり楽しくないわけです。私は。

といっても、もちろん他にも色々見るとこはあるみたいだけど。

で、そんなモナコの大渋滞にはまりつつ、打合せにいった彼に
「遊んできな」
と放置され、いつものポートのほうまで降りて行くも、既に当然ながら
観客席と化したポートには入れず、全然つまらない。

結局少し散歩をして、放流されたHotel de Paris付近に戻ると何とも安心する看板が。
そう、庶民派ZARAですよ。
なんで、モナコにあるんだろうか。
隣はCELINE 、Yve sanit Laurent....でもZARAがある。
迷わず入ると、ニースのそれとは比べ物にならないほど空いている。

そりゃそうですよ、モナコまで来て、なぜZARA。
誰が行くのかといえば、私とか、大量買いしたいマダムとか、家族連れの若者とか。
そんなわけで、のびのびと拝見したZARA。

すごい気に入ったサンダルがあってもサイズがなかったので、
ニースに戻ってからまたZARAへ。どんだけ好きなんでしょう。
でも、結局、サイズではなく形が合わず断念しました。

ところで、F1を前にしたモナコ、やはり人が多かったです。
そして、得体の知れないお金の匂いのする人たちもいつも以上にいました。

そんな雰囲気に疲れたフランクは、仕事後、モナコで働く友達とランチの約束をしたらしく
そこへ私も便乗したわけです。
2人にしてみれば、相当お気楽身分に見える私に対して
「あー疲れたー」
「あー、しんどい」
を繰り返す2人・・・。かわいそうに・・・。
私も一応、色々あるんだけどね、まあそうですよね。

アランと別れた後も疲れが取れないフランクは
「もう帰って昼寝する」
って、どんだけ自由なんですか・・・

「いいんだよ、シエスタだよ」

「じゃあ私帰るよ」
というと

「いいじゃん、一緒に寝てこうよ」
私、疲れてないんだけどな・・・と思いつつ

ふと思い出したこと。
数年前、付き合ってた彼はこうしていつも疲れていたっけ。
そして、休日に会っても「疲れたから寝る」とよく言ってました。
私は、せっかく会ってんのに寝るってなんだよ、と思いつつ、
「じゃあ、ゆっくり休んでね」
と私なりの優しい言葉(のつもり)と私なりの配慮(のつもり)を残し
1人で買い物に行ったりしていたものです。

起きたときには、いつも置手紙で
(携帯だと起きるかもしれないという細心の配慮、すげー私)
「買い物行ってきます」

それに対して、いつもなんかクレームがあったような・・・

あのときの私は、それなりに働いていて、
ていうか、休みなのにだらだらするのとか嫌なんですけど、
とかなり、一緒に寝ることに抵抗していましたねー。

しかし、今はですよ、
「一緒にシエスタしよーよー」
という言葉に、まあいっか、となるわけです。
結局、私は昼寝できない人なので、寝られないんですが
側にいることが普通になるわけす。

これは、気持ちの問題もあるかもしれないけど、境遇の差が
一番なのではと思うのは、青いでしょうか。

そして、私は結局、今日は学校を休みました・・・。

30分のはずのシエスタは、2時間近く(起こしたけど起きないから)となり
傾き始めた太陽の下、事務所に向った彼でした。

火曜は、仕事の後サッカーしてるんですが、
「今日は疲れたから行かない」
と言っていたのに、昼寝して起きたら、天気も良くなり、気分も回復したらしく

「よし、サッカーいくぞ」
とサッカーグッズを持って、仕事に向っていました。
高校生かよ・・・いえ、37歳です。

そんな人と付き合ってます・・・

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