KAKI

日本の秋といえば、柿。
うちの庭にもくさるほど(ほんとに腐る)なるし、
田舎のおばあちゃんとおばさんからも焼酎漬けが毎年、2箱届くし。

柿には、不自由しなかったなぁ。


既に、知られていることでしょうけど、フランスでも柿は「KAKI」として売っています。
先生によると、別に最近のことではなく、わりと古くからあるみたい。
「ズッキーニください!」
と言っても通じないマルシェでも、柿は「KAKI」で売っています。
でも、高いです。

この前、クラスメイトが、休憩中に柿を食べようとしていたから

「まさか、柿まで皮のまま食べるの!?」
と聞くと
「当たり前じゃん」
といわれたのでした。

フランスでは、というか、海外ではなのか、果物の皮をむく習慣は皆無に近いです。
むしろ、剥いたり、ましてやカットなどしようものなら
「何やってるの、この外国人は」
とかなり不思議がられます。
クラスメイトは
「皮の近くが一番栄養があるんだよ」
と、言いながら、柿を皮のまま食べていました。

それを見ていたら、私も柿を食べたくなりました。


先日、行ったダビダのおうちで、柿をもらいました。
皮のまま、いってみました。

全然いけました。
柿もりんごと同じように、皮のままいけます。


今日、学校の帰りに、昨日溶かしてしまった鍋のふたと柿を探して
スーパーを梯子しましたが、いわゆる熟していない柿はなかなかない。
ましてや、鍋の蓋も見つからない。

確かに、先生は、
「珍しい果物」と言っていた。
くそーーーー、ますます食べたい、柿!!!!
今週末はマルシェに行けなさそうだし、何としても柿を探したい。


ちなみに、柿は、イスラエル産、スペイン産、イタリア産あたりの流通が多いみたい。
ちなみに、スペイン産は、かなりの消毒が振りかけられていると聞いています。

しかし、最終的に見つけた柿。
やっと見つけた、固い柿!!!!!!!!

スペイン産でした。
1キロ、2.8€。


先ほど、やはり楽チンなので、熱湯で洗って、皮のまま食べました。
10個で1.5€のキウイ以来、ビタミン強化していなかったので、なんか満足。

洋ナシとかも美味しいけど、柿、改めて、美味しい!!!と思ったのでした。


これを機に、いよいよ、鍋で米を炊く、デビューしようかなと
日本へのオマージュ気分が高まるのでした。



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