NICE OPERA

朝、6時に起きだった金曜日(アンティーブから出発の為)。
やることがあって、1時間目を欠席しつつ、2時間目から出席。
意外といけると思ったのに、お昼頃には眠くて眠くて仕方がなかった。

でも、この時期、ニース大学の「フランス語教師」のたまご達が
特別補講みたいのをしてくれていて、金曜日はその日だった。

お昼休憩1時間。
いつもは、だんなさんといっしょにランチをするので帰宅するロシア人カリンも
一緒だった。彼女のだんなさんはフランス人。
写真の限り、結構年上だな、と思っていたカップル。

ところで、カリンは、結婚する前からニースに住んでたの?
と聞くと
「結婚してからだよ」
確か、結婚したのは昨年9月。それにしては、すごくフランス語が話せるので
それを伝えると
「その前は、モスクワに住んでたんだけど、ニースの人と付き合ってたんだよ」

え?それって、だんなさんとは別人???
「そうそう。私たち、ネットで会ったのよ」
えーーーーー!超いまどき・・・!

ネットで会って、初めて会ったのが、昨年7月。
彼は、バツイチで、17歳くらいの子供もいる人だけど、意気投合した2人。
カリン曰く
「前の人とは、なんか倦怠ていうか、刺激がなかったんだよね。でも彼と会って
愛されるってこういうことかーって思った」

にしても、出会って2ヶ月の超スピード婚!

「彼が一緒に住みたいって言い出して、それは無理でしょーって言ったんだよね。
私、ロシア人だし。で、方法は学生になるか、結婚するか?みたいな」

カリンはちなみにモスクワで普通に働いていた。

「彼は、わかった。それなら、結婚しよう!何迷ってるの、早く仕事もやめてこっちに来て!」
ということで、2人は結婚したのでした。

すごーい。しかも、いつも幸せそうだし、彼女は本当にロシア美人。
彼は、幸せ者だねーと。
エズ・モナコ・マントン、そしてモスクワで大きなパーティーをやったのも
「私たちには、それが必要だったから」
なんか、かっこいい。
しかも、笑いのツボが同じらしくとても楽しそう。

ずっとフランスで生活したいダビダ。
「結婚かー。ちなみに手続きって大変?」

カリン
「大変じゃないよ。必要書類を提出すれば、数日で結婚は認められるよ」

ニースに限っての情報ですが、ロシア女性は、ほんとーにモテるらしい。
だって、綺麗だから当然だけど、あの生まれながらの「ツンデレ」素質に
フランス人男性は夢中らしいです。

でも、アメリカ同様、フランスでもネット婚活は結構はやっているみたい。
その後の補講で、いろいろ工夫をこらしたテーマで授業をしてくれる研修生たち。
ドンピシャに「Petite anonce」がテーマに出てきた(笑

日本でいえば、いわゆる「出会い系」なんだろうけど、わりと活用率は高い模様。


午後、4時間も補講(4人の研修生)を終えてへとへとになりながら
「これからは、道でクラクション鳴らす男の人にちゃんと注目するんだよ」
とダビダは言っていた・・・。

そして、帰宅して、タイトルのオペラ鑑賞に行った。
オペラ鑑賞。
どんだけ、優雅なんだとお思いでしょうが、たったの5€!(650円くらい?)

旧市街にある、オペラ座。
とても小さい(らしい)し、5€だけに席は「Paradis(天井)」と、舞台からは遠いけど




















この雰囲気!!!
下のほうに、またミスたちがタスキをつけて来場していた。
ニースに居ると、ハイヒールもはかないし(持ってきてないし)
おしゃれする機会なんてないんだけど、この5€オペラ。
今月から3月くらいまで毎月あるらしいので、一念発起(するほどではないけど)
ヒールとワンピースを買おうと思いました。

マダムたちは結構綺麗な格好して来場してましたから。
ちなみに、会場のバーで、グラスシャンパンは8€。席代より高いのでした。
(もちろん、飲んだのはビールですが)
前半、あまりの眠気に半寝状態で聴いていたけど、その気持ちよさと言ったら・・・!!!



















美術館フリーや、C'est pas classicコンサートといえ、
フランスは、やっぱり文化鑑賞に関してとても寛容でオープン。
裕福な人たちや、知識がある人だけが楽しむのではなくて、みんなが楽しんでるのが
とても印象的。オペラなんて初めて見たよ。





イタリア語で謳ってて、フランス語字幕あったけど・・・内容はさておき
歌とオーケストラは素晴らしかったです。
シャンデリアから、こんなに近い。さすがParadis!
































































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