たとえば

ほんとに先生が言ってることが、50%くらい分からないと
つまり、授業の50%以上が分からないということなんですが

それはそもそも、ボキャブラリーの不足によるもの。

ロシアンガールズが牽引する我がクラス。
彼女たちは、文法は間違ってても、単語を知っている。

昨日、ディクテーションのクラスで、90%以上出来なかった
かなり出来の悪い私。
自己紹介で、年齢を言わなかったうちのクラスにおいて、
多分みんな私を年下だと思っていると思われる昨今です。

iPODで、あるんだよね。
そういう、フランス語が聞けるプログラム。
聞きながら、「聞こえないふり」をするのはよくない。
たまに、気持ち悪くなるけど、ある意味、そもそもならなければ
いけない「フランス語漬け」な環境にないので、やっていかなきゃなーと。

Yちゃんと図書館で会って、途中まで一緒に帰ってきた。
今週のPromenade des anglais、一気に秋化。
ビーチが空いてるし、カフェも、閑散としている・・・

ついに・・・この時期がやってきてしまったのか・・・。恐ろしい。
寒いニースも気持ちいいといいな。
ちなみに今日も、薄手カーディガンを羽織っていったけど、
学校に着く頃には、タンクトップだった私。
ニースに来てからの私は、まるで小学生です。(酒を飲むことを除けば)


そんな、Promenade des anglais。
今日は、雨の予報があったらしいけど、結局降らず。
夕日もいつものようにゴールドだった。

「学校以外でフランス語、一日一回(以上)」
というミッション、これを遂行するのに簡単なのはいわずもがな
Promenade des anglais。
今、『匂いのエロティシズム』という文庫を読んでいるんですが、古本屋で
買ったけど、これがなかなかおもしろい。

人間は、進化の過程で、匂いを発することが不便または不都合となった。とか
人類学とか考古学の視点も交えて、「匂い」の専門家である人「鈴木隆さん」が
書いた本。
しかし、昔は、腋臭はエロスというか、異性を惹きつけるためにかなり重要な
役割を果たしていたらしいとか、フェロモンは、実は匂わない物質とか。
新書のレベルで、興味深く書いてあるので面白いです。

これを、17時過ぎ、波音を聞きながら読んでいたわけです。
夕日はゴールドだし、でも、お腹空いたしとか思いながら。

ちらりと時計を見た瞬間、
「今、何時ですか」
とおじさんに声をかけられた。
もー、またしてもおじさん。
フランス語で、18:50は、「19時10分前(直訳)」という。
図らずも言い方を間違えた私。

おじさんは、話してみると、ニースから程近いプチリゾート、アンティーブで
シェフをやっているという。
アンティーブは、友達も住んでるし、行って見たい町だったから、ついつい
話していると、やっぱり飲みに誘われた。

旧市街の入り口。
サービスという言葉がほぼ存在しない、カフェにて・・・・

白ワインを頂いた。

イタリア人とフランス人のハーフのおじさんで、ニースのこととかフィレンツェの
おすすめなどを聞いて、わりと為になったけど、眠くなってきたので、

「もう、帰ろうかなー」
というと
「レストランに行こう」
というので、正直眠い、と答えたけど効かず、うちの近くの広場まで歩いてきて
適当なPIZZERIAに入る。

アンチョビがしょっぱいピザとプロヴァンスのロゼを頂く。
予想以上のしょっぱさにややひるみつつ・・・

おじさんは、貧乏学生の私に
「働きたいなら、週末だけでもうちで働けば?」と。

一瞬、これはチャンスかも!!!と思ったり。

でも、おじさんには下心が見え見えだったので、チャンスをくれてありがとう、と
丁重にお礼だけ伝えた。
わりと、しつこいおじさんで、眠いといっているのに、
「音楽聞きにいこう」とか。

でも、アンティーブは地元の人にとっては、カンヌよりも評判高いリゾート。
一度ちゃんと行って見たいなー。

ほんと、おじさんばっかただわー。


コメント

  1. もうすぐ、気合い入れに行くよー。
    ちゃんと若いフレンチ捕まえなくちゃ!!

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