まさかのマラガでも、フラメンコ万歳!;スペイン③

朝、起きてトイレに行くと、アメリカ人の若い学生が、
タオル姿で階段を走っていた。そんな宿でした。

この日は、メンバーのうちの一人、Mたっての希望で、
グラナダから「コルドバ」への移動を予定していた。

コルドバ。
かつて、ヨーロッパのイスラム文化の中心だったコルドバ。
イスラム的遺産が沢山残されているといことで楽しみにしていた場所。
ちなみに、グラナダにもそういう場所があって、それゆえ、同じ国内でも
全く違う雰囲気を見せるスペイン。

早速、バス停に向かい、コルドバにも向かおうと思った矢先。
次のコルドバ行きが2時間後であることが判明・・・リサーチ不足。
しかも、グラナダからコルドバは2時間半。ダイレクトじゃなければ3時間以上。

迷った挙句行き先を変更。

フリヒリアナ。
「世界弾丸トラベラー!」であややが行っていた、白い家の街。
カウンターで「フリヒリアナ」と言うとチケットが買えた。
でも、それは「マラガ」行き。

「どこで降りるの?」
と聞くと
「マラガ!そこから乗り換えなさい!」

おとなしく、コーヒー飲んで、名物らしい「チュロ(チュロス)」を食べながらバスを待つ。
























ガイドブックに「チュロスとココアを一緒に飲むのがスペイン流」的なことが書いてあったので
探したけど、そんなになかったチュロ。
こいつは、特に味もなく、普通にチュロスでした。

乗るバスはこれ。

























バスに揺られて、1時間半。
ピカソが生まれた町、マラガに着いた。
マラガ。
通り過ぎるだけどの町のはず。

インフォメーションで、フリヒリアナ行きを尋ねると・・・・

なんと、ネルハという町に1時間半かけて行って、そこからしか行けないと。
スペイン語が出来る子がいないし、英語も完璧ではないため、
ここに来て、マラガステイという新たな予定が遂行されることに。

マラガ。

確か、あややは、ごはんを食べていた。

なので、私たちもごはんを食べることにした。
海沿いまでバスに乗る。

























ハイコントラストで撮ったマラガビーチにあったオブジェ。かわいい。

























大きいんです、意外と。

また、お腹が空いてきたので、あやや風に、ごはんができるところを探すも、よくわからず。
とにかく、「風」な海の家に入る。

























パプリカのマリネサラダとアンチョビフリット。
日本の居酒屋を思わせるくせのない味でした。

そんなこんなでいい時間になったので、特にマラガを観光することなく、また2時間かけて
グラナダに戻ることに。

何しに、マラガに来たんだっけ・・・
旅の中、NGワードなマラガ。
でも、まだ何も見ていないマラガ。
本当にまさかのマラガステイでした。

準備運動を促すサイン?




グラナダに戻る途中、バスからはこれぞアンダルシアな景色。








































































きれいでした。
ここがどこだか、わからなくなるような景色だった。

グラナダに戻って、急いでパスタを作って・・・
予約したフラメンコツアーに備える。
送迎つきで26€、1ドリンクつき。
なんと、アルバイシンという、グラナダのイスラム文化の歴史地ツアーまでついているお得ツアー!


































安くはないけど、若干治安が良くないアルバイシンエリア。
ガイド付きで見られるのはラッキー。



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夜のジャスミンは、昼間以上に濃い香りを漂わせている。

























白いお皿は、純潔を。
青いお皿は、水を。
緑のお皿は、イスラムを。
表しているんだって。
昼間見たら、また印象が違うんだろうな。

























アルバイシンから見たグラナダの夜景。

そして、いよいよ、フラメンコ!この時点で11時くらい。

お店に入ると、洞窟風の店内は長細く、椅子が壁に沿って並んでいる。
真ん中に陣取り、ダンスを待つ。



































出番を待つ、ダンサーたち。かわいい。

























もちろん、生歌、生演奏!

フラメンコ、空気に呑まれ、やってみたいと思ったけど、
そんな簡単にできるダンスではないと実感。迫力と気力。そして、魂・・・

























































































































勿論、アップにしてるけど、かなりの接写です。カメラ小僧の気持ちです。
もう、本当に美しくて、激しくて、彼女たちの表情から目が話せなかった!
休憩中はタバコを吸って、おしゃべりしている普通の女の子たちだったけど、
踊っている姿のオーラは、スペイン女のイメージそのものでした。かっこいい!




































大御所マダムは、カスタネットサバキがかっこいい、この人。
貫禄の踊りでした。



































踊り終わった皆さん。いい時間をありがとうございました。


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