トスカーナの休日…フィレンツェ紀行④


私は、9月末まで在籍させて頂いていた会社のおかげで、
知っている映画のタイトル数がものすごく増えた。(気がする。。。)

タイトルと誰が出ているかとかは知っているが見ていない。そんなかんじです。

でも、今回、フィレンツェにきてこのタイトルが頭から離れませんでした。
『トスカーナの休日』
私の中では、『フレンチ・キス』とか『プロヴァンスの贈り物』とかと同じイメージのこの作品。
もちろん作品は見ていないので、分かりませんが、いい響きだ・・・トスカーナ。

3日目、だいたいの見所は押さえたつもりの私たちは、昨夜Nさんの一番のお勧めスポット
として教えてもらった、ある場所へ向かうのでした。

その前に、フィレンツェ名物ランブルドットを探しにいく。
昨日のランチのレストランの目の前に屋台が出ていた。あそこを目指そう。
しかし、知らぬ間に辿り着いていた為・・・歩くこと1時間。

ヘビメタ風なお兄さんに、教えてもらってやっと辿り着いたその場所は・・・
宿から数分の場所でした。
























ランプレドットという、牛の胃?をトマトとガーリックで煮込んだものをパニーニに挟んで。
郷土料理とのことですが、もっといろんなお店で食べられたらいいのに!と思うほど美味しかった。
しかも3.5€と良心的価格。朝からホルモン。

お腹も満たされ、イタリア風にエスプレッソで消化を促進。

そして、目指すは、トスカーナな風景。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からバスで、約30分。(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)


ドゥオモや鐘楼から眺める景色は、オレンジ屋根とすぐ傍に広がるなだらかな緑が印象的。
その緑の部分をバスで進むと、景色はどんどん変わっていきます。

辿り着いたのは、「FIESOLE」
静かで、整然とした雰囲気と、太陽に近づいて町よりも明るい雰囲気。
もちろん、歴史ある建物の重厚さと、ここの家の色合いの違いもある。
ちょっとニースにも似ている。

FIESOLE
なんで日本のガイドブックに載ってないんだろう!!!!


































小さい町。見晴台らしきものを探して歩くこと数分。
























なんとこの民家の玄関前らしき、人の集まっている場所が見晴台らしい!
























ほんとに一望!

























オリーブの木の向こう側に広がるフィレンツェ。

























カラフルな家は、ニースにもあるけど空気感が違う。

















































大きな邸宅が沢山あったので、きっと高級住宅街なんでしょう。
とにかくずーっと見ていてみ飽きない、素晴らしい景色を堪能。
























海の傍と、山では太陽のかんじも違う。トスカーナの太陽はやわらかい気がした。

























これぞ、トスカーナ。こんなところに別荘があったら・・・
妄想は広がります。

たっぷり景色を堪能して、お腹を空かせて、FIESOLEのメイン通りにあるレストランのうち
一番かわいい佇まいにして、一番込んでいた「PERSEUS」に入る。
待つこと30分ほど。

ここもお料理、すごく美味しかった。
隣の席になったアメリカ人のご夫婦。マダムは、フランス語を大学時代に学んでいたらしく
私たちに色々フランス語で話しかけてくれた陽気な方でした。
一方、だんな様は、少しも笑わない・・・対照的なご夫婦。でも仲良く手をつないでお店を
出て行く姿は、すてきなかわいいお2人でした。

ランチでは、もちろんワインと、そしてティラミスとエスプレッソまで完走。
ほんとに大満足なランチ、また来たい!

























町に戻って、またPonte Vecchioあたりをぶらぶらして、18時のバスを目指して駅へ。
ユーロラインのバス停は相変わらず分かりにくい・・・

定刻より前に出発。そして、来るときよりも空いていて、快適に寝られました。
当然、フランス国境でのパスポートチェックなどはなく、すんなり。

ほぼ定刻の0時過ぎに、ニースに戻ってきました。
私は、ジャケットを買ったので4万円強使いましたが、ヨーロッパのバス旅・・・
まだまだ行きたいところが沢山ある!

お金を持って、フィレンツェも再訪したい!

そして、改めて。。。

仕事を探そうと、心に決めたのでした。

イタリア、美味しすぎる!

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