GRASSEに辿り着く！

今日は、Marcheで買い物した後に、お昼過ぎから
Grasseへの再チャレンジ。
今日は土曜日だったので、20分ほど待って、バスが来た。

ニースから乗るバスは暴走運転だったり、山道を行くため

結構な確率で車酔い。

Grasseまでの1時間少し、町並みを見たかったけど、

窓の外を見ていると、ついつい文字というか何かを追ってしまい

すごく気持ち悪くなる・・・ので寝た。

すると、海から離れた山の上。

香水と花の町、Grasseに到着！

一応ガイドブックは持っていったものの、地図のないページ。

少し閑散としたバス停にやや焦る。

イタリア人のおばさんたちに何気なく付いていく。

ガイドブックのいう、メインストリートがどこか分からず（というか、すぐ目の前だったけど）

なぜか小道に入ってみると、イメージするヨーロッパの田舎町。

閉まっていたお店のウィンドウには、香水関連らしきもの。期待大！

小さな町に沢山のPafumer

「Goglewski」という洗練されたお店を発見。

入ってみると、優しそうなおじさま。

とても親切で、色々教えてくれる。

品数は多くないけど、上質で、とても綺麗な香りが数種類。

憧れていたGrasse初体験記念に、「De Memoire de Rose」という

薔薇の香水を購入。

高貴な気分を残しつつ、とても優しい香りのする薔薇の香水。

「綿　cotton」という、彼が行った事はないけど、

日本の桜をイメージして作ったというこの香りは柔らかくて

日本のイメージといわれただけに嬉しくなるようないい香りだった。

その後も、メインストリートはどこでしょう・・・とぶらぶらしていると

本当に香水が沢山売っている。

それぞれオリジナルで、お店のカラーによって、ボトルのデザインも

違っていたりして、本当に楽しい！

ニースの碧を初めて見たとき以来の興奮。

ここは女性3人でやっていて、種類も豊富。バスソルトやお香もあった。

町はとても古くて、これは「16世紀の建物です」という看板つき。

でも、普通に人が生活している。

有名な「Fragonard」関連のお店もたくさん。

そして、超楽しかったのが「国際香水博物館」

入場料金は3€。英語の音声解説が使えます。

ここは、香水の歴史とか、香水瓶の歴史とか、香料のこととか

香りにまつわることを詳しく展示してある博物館。

分かりにくいけど、この黄色い筒の先端を引っ張ると、香料の香りを嗅げる仕組み。

しかも、香料となる植物の温室になっていて、なんともいえない、いい香りがする空間！

窓から見える景色はこんなかんじで、とても生活感溢れてる。

一人行動も多く、インドのときのように得意のセルフショットが撮れないから

人物がほとんどない私の写真・・・元気です。鏡を使ってセルフショット。

私はまだまだ勉強不足だけど、マニア垂涎のアンティーク香水瓶が

こんな風にずらり。圧巻。

香りは嗅げないけど、「JAPONAISE」という着物の女性がラベルにある香水も。

どんな香りだったんだろう！

ピンボケしてるけど、このピンクの部屋。

魅せ方がおしゃれで、引き出しを開けると、香水瓶コレクションが見られる。

この2人の女性は、相当なマニアらしく、大興奮。

「Manifique!!!!!」（素晴らしい!!!!）連呼していた。

年代ごとに陳列してある香水瓶。

本当に贅沢品だったことが分かる、繊細なものが沢山。

「世界ふしぎ発見！」でも出ていた、調香師の人たちが使う香料のオルガンも。

全然時間が足りなかった。でも、バスの時間が・・・

また来ることにして、ひとまず退出。

ロゴが面白い「Theatre de Grasse」は、バス停の近くに。

バス停からの景色。結構な山の上。でもすごく爽快な景色！

また、日光いろは坂なみの山道を下るので、案の定気持ち悪くなる。

寝ようとするけど、寝られない・・・

ニースに戻り、promenade des anglaisまで降りると、家までは少し歩くけど

バスを降りて、歩いて帰ることに。

やっぱり、夕方以降は肌寒い・・・夏が終わっちゃうーーーーー。

今日は満月。

このカメラもがんばってくれて、ちゃんと満月が分かる！！

西の空はまだ茜色でした・・・美しい！

今日は、Yちゃんがタイカレーを作ってくれるということで、数人集まり

カレーの会。

またしても、ピンボケだけど、雰囲気。

みんな学生なので、何かするにも持ち寄りパーティー。

今日の会費は、8€でした。

早くまた、Grasseに行きたい！

なんか、とてもエネルギーをもらえる町だった！

バスを降りたとき、「住みたい」と直感で思ったのは、気のせいか、運命か・・・?!